年金にも税金・健康保険はかかります
年金とはいえ収入なので税金がかかります。なんとなく国からいただいているような感じなので最初から天引きされた状態で入って来るのだろうと思っていたりするのですが、それはそれこれはこれということのようで、しっかり税金も健康保険代も引かれてしまいます。
ちなみに国民年金の支払いは60歳で終了。厚生年金は会社で働いている限りいつまでも支払います。
年金にかかる税金・健康保険計算
年金金額: 扶養家族:
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扶養家族は年金をもらう時点で扶養に入っている人数です
都道府県によって税額や保健額は変わります。
年金にかかる税金・健康保険は | |
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年金合計(年) | 0 |
健康保険(年) | 0 |
所得税(年) | 0 |
住民税(年) | 0 |
年金手取り(年) | 0 |
年金手取り(月) | 0 |
以外に多い税金や健康保険
本来250万円の年金収入に対して28万円ぐらい税金や健康保険にかかることになります。月々208,333円の額面収入に対して手取りでは186,149円になってしまいます。けっこう引かれてしまいますのでしんどいですね。
年金で月18万とかはかなり恵まれているパターンだと思います。実際はもう少し下がるのではないでしょうか?
生活費も考えておこう
税金や健康保険を支払った後で残ったお金は生活費に回していかないといけません。住宅は賃貸なら家賃・持ち家の場合でも住宅ローンや管理費や固定資産税を考えておかないといけませんね。あとは光熱費や食費です。また健康ならいいですが歳をとって来ると定期的に病院にいかないといけないでしょう。
生活費の変化
食費はがっつり食べれなくなるようなので減って来ると思います。また子供が独り立ちしているならその分(教育費)などはかなり減ると思います。
プラス5万円
いろいろ考えると年金だけではゆとりのある生活は難しそうです。一説には年金プラス5万円ぐらいあればなんとか生活できるという話も聞きます。
5万円が妥当かどうかはわからないのですが年金収入以外の収入源を確保しておいたほうがよさそうです。
ローンが残っていたり子供が独り立ちしていない場合
いちばん大変なパターンです。わたしも人ごとではないですが40ぐらいで住宅ローン35年で組むと払い終わるのは75歳です。
また子供が独り立ちしていない場合は教育費がかなりかかります。こちらは奨学金を使わざるを得ないですね。
ただでさえ収入が少ない状態で住宅ローンで何万円も払っていたらたいへんです。
繰上げ返済はやめておこう
退職金がまとまって出たらそれを返済に回して住宅費ゼロ。とか考えられますが、定年ぐらいになるとローンの残り期間も少なくなって来ていると思いますので利息に回る比率も少なく、そもそも住宅ローンは利息自体が安いのでこのまま支払い続けたほうが急な出費に対応できます。また不幸にもご主人がなくなった場合はローン自体がチャラになりますしね。
年金以外の収入源
年金だけでは足りないので今のうちになんとなく収入源を考えておきましょう。
退職金を生活費にまわす
大企業ならウン千万の退職金がもらえるかもしれませんが中小企業なら500万以下だったり20%ぐらいはそもそも退職金がなかったりします。事前にいくらもらえるか調べてしっかり設計してください。けっこうもらえそうなら年金にプラスすればいいでしょう。
65歳まで会社に残る
定年退職後、65歳までは任意ですが会社に残ることができます。その場合役職なしで年収も半分ぐらいだとは思いますがそれだけ稼げたらなんとかなると思います。
転職・またはアルバイト
定年退職後の転職、なかなかむずかしいようです。ただバイトならなんとかなるでしょう。月10万以上かせげればだいぶマシだと思います。会社に残るよりもだいぶ収入が減ると思うので覚悟が必要です。
奥さんや子供の収入があてになるなら一緒に頑張る姿勢が大事です。
起業する
個人的にはおすすめですが、50ぐらいから情報収集を含め準備しておくべきだと思います。最初の2年間は売り上げゼロを覚悟しましょう。
[iDeCo]や[NISA]の活用
普段眠らせているお金があるなら[iDeCo]や[NISA]はおすすめです。20年も投資したら倍近くなると思いますので積極的に考えましょう。